++ News ++

2007年06月10日の日記

母の誕生日。

カプレーゼ
エビフライ
甘納豆入り赤飯
鯛塩焼き
ローストビーフをワサビ醤油で
筑前煮
アメリカンチェリー
シフォンケーキ
発泡酒

シフォンケーキはチョコレート味、ラフに生クリームを
塗ってみた。
北海道の赤飯は甘納豆入りと相場が決まってる。
が、あたしは甘納豆が大嫌い。
誰がご飯に甘納豆を入れるなんて考えたんだ?
ご飯の中にお菓子が入っているようなものじゃないか。
信じられん。
といいつつ、ムンムンと湯気が立つセイロと格闘。
この頃ようやく納得の赤飯が蒸かせるようになった。
根ワサビで食べるローストビーフも美味しいもんだね。

-------------------------------------------------

昨日、母が75歳になった。


息子の漢字検定の会場の裏に寂れた公園があった。
子どもが遊ばない公園だろうか、遊具一つない。
小さな滝のような噴水を囲むように巨木が覆い茂る。
藤の花がたわわに咲いて日陰をこしらえていた。
平日のランチタイムにはお弁当を持った勤め人が
訪れるのだろうか。

そんな中、4メートル近いと思われるツツジがあった。
満開の花が咲き乱れ実に見事だ。
あまりの大きさに一見ツツジに見えないほどだ。
夫としばし見とれた。

我が家の庭にも、あたしの身長ほどのツツジがある。
母がこの土地に来た時に植えたものだというから30年くらいだろう。
だとすると、見上げるほど育ったツツジの樹齢は母の年齢ほどだろうか。

母は柔和で穏やか、いつもニコニコしていて気持ちの良い女性だ。
色白で小柄なせいか歳よりもずい分と若く見える。
早くに夫を亡くし苦労を重ねてきたが、そんなことを微塵も
感じさせない。

初めて母に会った時のことを今でもハッキリと覚えている。

”女房と別れてこの人と一緒になるから”
そんな息子の言葉に眉ひとつ動かさず、あたしに向き直ると
よろしくお願いしますと頭を下げてニコリと笑った。

あぁ、この人は一生大事にしなくてはいけないな…と思った。

母の懐の深さに今も救われることは多い。
いつまでも長生きしてほしいものだ。
2007年06月10日(日)   No.558 (News)

No. PASS
 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
<<  2007年06月 >>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

2007年06月10日(日)
母の誕生日。

++ bousej Top ++

[Admin] [Top]
shiromuku(fs4)DIARY version 3.40